３種の味と細巻きで
伊万里牛の魅力を堪能

創作寿司を得意とする古賀さんが、伊万里牛をネタにしてワンランク上の肉寿司が完成。握りのネタに使用するのは、ステーキでお馴染みのサーロイン。表面を炙って軽く火を入れることで、食欲をそそる香りが漂い、肉の旨味もストレートに感じられる。添えられた自家製ノリの佃煮、ウニ、大根おろしが伊万里牛の味に広がりを与える。細巻きには、サーロイン周りのスジなどとタクアン。２つの異なる歯応えが楽しい一品だ。

店主 古賀 章郎さん

『たつみ寿司』でアルバイトをきっかけに寿司の道へ。『鮨 寿楽』で花板を務めた後、2017年に独立し、2023年8月に現在の場所へ移転。自ら市場で選んだネタを使って、寿司の伝統と基本を大切に握る。