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中村葉月さんインタビュー | 伊万里フェア

中村葉月さんインタビュー

ふと見上げた佐賀の空に
「佐賀っていい街かも」と思った

‐佐賀を好きになった理由は? 北九州市で生まれ、5歳から佐賀に住んでいます。実は、最初は佐賀のことを好きになれませんでした。田舎臭いとか、子どもの遊び場が少ないとか。だから、佐賀弁を話すのも恥ずかしくて、あえて標準語を話すスカした子どもでしたね(苦笑)。それが、佐賀市内の中高一貫校に通っていた頃です。勉強や友だち関係で悩んでいた時、通学途中でふと空を見上げたら、バルーンが飛んでいました。それを見たら涙がこぼれたんです。その風景に勇気をもらい、「佐賀っていい街かも」と思い、好きになり始めました。それと両親、特に母が旅行好きで、いろんな場所に行ったんですが、旅先から帰って来ても、佐賀が色褪せて見えることはなかったです。日頃気づかなかったことに、旅行から戻って佐賀の良さに気づきました。
「佐賀が好き」と公言するようになったのは、高校最後のホームルームがきっかけです。担任の先生から「卒業しても佐賀に戻ってきたいですか?」って聞かれた時、挙手したのは私だけ。それが私にとって衝撃であり、悔しくなりました。友だちからは「佐賀はなんも無いやん。都会に行きたい」って言われました。私は「都会に無いものが佐賀にはある」と思っています。佐賀の人が佐賀に誇りを持っていない。だから佐賀の良さを伝え、佐賀の人が誇りを持てるようにしたいんです。

‐佐賀の良さを伝えたいから、
佐賀市観光親善大使になったのですか?
そうですね。高校卒業時に「佐賀のために何かやりたい」と思って探し、佐賀市観光親善大使のことを知りました。応募資格が20歳以上なので、「20歳になったらこれになろう」と決意しました。選ばれた時はうれしかったですね。観光親善大使にはPRすることの原稿が予め用意されますが、私は自分の言葉で伝えたかったので、原稿を自分で書いていました。時には、集まったみなさんにクイズを出したり、少し歌ったり。当時はまだなかった観光親善大使のインスタも始めました。

‐伊万里にはどんなイメージを
持っていましたか?
正直、伊万里には伊万里焼を買いに行く程度でした。でも、今回のフェアに関わり、伊万里のいろんな場所を訪れてすごく魅力を感じています。最近では、近所のスーパーで伊万里産の野菜などを目にしたら買っています。佐賀市内は城下町や明治維新の名残がありますが、伊万里は質のいい食材や歴史ある焼き物以外にもいろんな良さがあり、愛着が湧いています。もっともっと
伊万里を知り、伝えたいです。

‐今後の抱負を教えてください。
大きな目標は佐賀県の観光大使になることです。もっともっと佐賀県のいろんな場所に足を運んでその魅力を知って、自分の言葉で発信していきたいですね。佐賀に住むのは5年ぶりなので、佐賀情報をアップデートして、28歳の等身大の私が感じる佐賀の魅力・良さを発信していきたいと思います。佐賀の人はバルーンの季節になると性別、年齢に関係なく、みんなが空を見上げます。みんなが空を見上げている。そんな街って素敵じゃないですか!

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