『伊万里梨』と『伊万里牛』を
野菜の自然な甘さがまとめる

「伊万里梨が格別なおいしさでしたから、伊万里牛と組み合わせたら、互いに引き立て合うと思ってこの料理を作りました」と話す、オーナーシェフの古川さん。伊万里牛はあえて赤身「マルカワ（のモモ肉の一部）」を使い、冷燻した後に炭火でレアに焼き上げる。穏やかな燻香のマルカワとナシを結びつけるのが、マリネした季節野菜。その自然な甘味と酸味がソース代わりとなり、ひと噛みごとにおいしさが増していく。

オーナーシェフ 吉川周作さん

両親が居酒屋を営んでいたため、幼い頃から料理に目覚める。高校卒業後、『横浜・ホテルニューグランド』で経験を積み、25歳で帰郷し親の店で腕を振るう。2023年、『SHU LaBo』を開く。